旧茶師藤木家屋敷の歩み
青々とした茶畑に囲まれ、心地よい鳥のさえずりが響く宇治の地で、皆様に歴史の息吹を感じていただきたく、日本茶と創作和菓子の店「和菓庵 つむぎ」を開店いたしました。 当店の建物は、かつて宇治の名高き茶師であった藤木家が江戸中期に建てた歴史ある本邸を移築改装したものです。どっしりとした太い梁と格子窓が特徴の伝統的な数寄屋造りの建築で、代々の茶師たちが客人を迎え、茶の湯を愉しんだ洗練された空間がそのまま残されています。
明治以降は長らく保存されてきましたが、時代の変化に伴い解体の危機に瀕した時期もありました。しかし、「宇治の茶文化の歴史を伝えるシンボルを後世へ残したい」という想いに賛同した有志たちにより大切に守り継がれ、現在の美しい姿を保ち続けてまいりました。
私たちは、この趣ある旧邸屋敷をただ見せるだけでなく、実際に中に入ってくつろいでいただける場所としたいと考えました。 四季折々の草花が表情を変える日本庭園を眺めながら、選び抜かれた極上の宇治茶と職人が心を込めて手掛ける和菓子を味わい、時の流れを忘れる特別なひとときをお過ごしください。
こだわり
宇治の豊かな大地が育んだ極上の茶葉と自家製餡
「つむぎ」がお届けするお茶と菓子の要は、職人が厳選した地元の銘茶と国産の良質な大豆です。 当房では、契約茶園で手摘みされた高級宇治茶を使用し、お茶本来の香りと深みのある甘さを最大限に引き出す抽出にこだわっております。また、和菓子に用いる餡は、最高級の丹波産黒大豆を贅沢に使用し、職人が日々天候に合わせて炊き加減を微調整しながら仕上げる完全自家製のものです。
長年培われた確かな技術と五感を頼りに、一粒一粒の豆の状態を見極めながら丁寧に炊き上げることで、上品で瑞々しく、口どけの良い極上の味わいを作り出しています。
店舗案内
JR奈良線 宇治駅からコミュニティバスで15分「茶園前」下車すぐ
京滋バイパス 宇治東インターより車で約10分(駐車場完備)
※カフェエリアのラストオーダーは17:30となります。